過去記事~お客様相談~カットの時の素朴な疑問

一般的になかなか知らないお悩み解決に役立つ裏ワザ、小ワザ。お客様からのお悩み相談などをもとに同じ悩みを持つ方の解決の糸口になれたら…と思い、美容歴15年の美容師が培ってきた知識でお応えします。

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「カットって濡らして切ったり、乾かして切ったりするのは何か違うんですか?」
普段当たり前のようにしている事なのでこの手の質問はとっても新鮮でした。

■目的別にカットを変えている

美容師さん(美容室)によっては濡らした状態のみであったり、乾かした状態のみでカットをするところもありますが…

私たちは基本的に手法別、目的別で変えたりしてます。

長さを切るとき、形を作るとき、ストレートボブなどのカットラインをしっかり出したいときなどは濡らした状態ですね。あっ、それとレザー(カミソリ)でカットするときもウェットの状態です。

髪が濡れていると柔らかい…と言うか乾いてる状態のときよりしなやかなんで切りやすいのも理由の一つかもしれませんね。

ベースカットと呼ばれるヘアスタイルの土台(基盤?)の状態を作るときは濡らした状態の方が多いと思います。

では乾かした状態では何をするのか?

主に質感の調節やより細かい部分の調整時には乾かしてから切るようにしてますね。

髪が広がりやすい方にもあえて乾かして広がった状態から収まりをよくするためのカットをする事もあります。

ベースカットに比べて乾かしてからのカットは仕上げに向かった部分で仕上がりのイメージと照らし合わせながらの調整のようなものですね。

上記はあくまでも一例ですが目的別で濡らして切る場合と、乾かして切る場合とで分けているんだと思っていただければと思います。

もしカットをしているときに同じような疑問がよぎったら…遠慮無く担当の方に聞いてみてください♪( ´▽`)

カットにこだわりがある人ほどこの手の質問は喜んで答えてくれますから 
 (´∀`; )

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