過去記事~カラーの色持ちが悪いあなたへ~お客様相談
一般的になかなか知らないお悩み解決に役立つ裏ワザ、小ワザ。お客様からのお悩み相談などをもとに同じ悩みを持つ方の解決の糸口になれたら…と思い、美容歴15年の美容師が培ってきた知識でお応えします。
「カラーしてもすぐに色落ちしちゃいます…」
もったいないですよね。
せっかくキレイな色になっても1週間ともたなければ意味がない!
特殊なダブルカラーとかよほど薄い色じゃなければ改善できますよ!
■ほとんどの方が知らない残留物
まず、カラーの後髪が明るくなりやすい人にはぜひ知っていただきたい事。
それはシャンプーだけではカラー剤の成分が残留するということ。
以前の記事でも少し触れましたがダメージにもつながる残留した酸化剤。
本来ブリーチ等で髪のメラニン色素を大量に破壊しなければカラーの色味が落ちてもそこまで明るくはならないものなんです。
ただしこの酸化剤が残ることによってカラーした後もしばらくは髪の内部で脱色作用が少しずつ行われていくことに…
すると数ヶ月して色味が落ちた時、思ってた色よりも明るくなりやすいんだそうですよ!
それを繰り返すと…
気がつけば黄色に近い色に…
その状態でいくら色を入れていってもベースが明るいからすぐに元に戻る。
まぁベースが明るい分アッシュ系とかはキレイに色が出るかもしれませんがツヤのあるキレイな髪にはなりにくいです。
■色持ちアップへの道
髪のコンディションをしっかり見て補給するものはしておいたほうがいいと思います。
まずはケラチン。
髪の毛の主成分がケラチンな訳ですがカラーもこのケラチンに発色時に結合して髪の内部に留まるようになっている作りだそうです。
なので一時的とはいえど人工的に補うことは色持ちアップには必須です。
あとは残留物の除去と表面のコーティング。髪が傷んでいる方はキューティクルも多く剥がれている事が多くカラーをしてもフタが閉まらない状態。
せっかく入れた色もだだ漏れではもったいないですよね!
■テクニックで色持ちアップ
重ね塗りとか、ピグメンテーションって言う方法があるんですが、手っ取り早くいうと2回カラー剤を塗る方法も色持ちアップに効果的です。
時間と費用が掛かるのが難点かもですが月に1回必ず全体を染めないといけないような方なら試す価値ありますよ♪( ´▽`)
なんだかんだでダメージを最小限に抑えていく事が色持ちアップには欠かせない重要事項。
しっかりとしたプランを立ててヘアカラーを楽しんでくださいね♪
see you soon♪
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