ヘアカラーの色持ちが悪い・・・~お客様相談~

大阪 南堀江の髪の悩み改善サロン

 

Hair Salon cl9

 

シーエルナイン



 

ヘアカラーをしてもすぐに色落ちしてしまうから毎月全体を染めないといけない・・・

 

初めてご来店のお客様にはそんなお声も多いので今回はカラーの持ちの違いを書いていこうかと思います。

 

髪のコンディションによる色持ちはこちらの過去記事をご覧ください

過去記事「ヘアカラーをキレイに入れるには?」

 

 

一般的には知られていないカラー剤の中身

 

一般的なヘアカラー剤は酸化染料と呼ばれているのはご存知でしょうか?

 

色味の元になるものを酸化重合させて発色、そして髪の内部で重合することで髪のケラチンと結合したり分子量を大きくして髪の内部に留まりやすくするというシステムなんです。

 

 

1剤と2剤に分かれていて、1剤にはアルカリ剤、染料、調和剤(カプラー)直接染料やトリートメント成分がはいっており、2剤はオキシと呼ばれる酸化剤となっているのがほとんどかと思います。

 

 

1剤の中のアルカリ剤や染料、トリートメント成分の配合はメーカーや、商品ごとに違いがあって、その部分で価格や色持ちの違いもでるんですよ!

 

 

 

というのも、酸化染料だけで作れる色味に限界があるのが現状でその部分を直接染料と呼ばれる色を足して調節しているのですが、この「直接染料」というものが実は曲者!

 

 

キレイな色を出したり、理想の色味に近づけるのには必要なんですが、名前通りの直接の染料なので、髪の内部に入っても外に出てきやすいんですね!

 

これ自体は反応するというよりシンプルに髪の内部に入ってそのままの色を出しているだけなんです。

 

例えば「赤」なら赤い色をしてますし、アッシュ系ならグレーや青といった色をしているんです。

 

見分け方はすごくシンプルでカラーを混ぜる前と混ぜてから5分ぐらい経った状態の薬剤の色が完全に違っていれば酸化染料メインですし、ほとんど変わらないようであれば直接染料がかなり多く使われているという事になります。

 

 

私たち美容師は見分けるの簡単なんですが一般のお客様には非常に見分けのつかない部分でもあります。。。

 

 

そして本題の色持ちの違いはこの直接染料の配合量がポイント!

 

 

一般的に酸化染料のカラー剤であれば髪のコンディションにもよりますが2~3ヶ月は色持ちするといわれておりますが、直接染料は洗うたびに髪の内部から外に流れ出てしまうので1週間ぐらいでほとんど抜け出てしまうんですね。

 

そこに色持ちの違いが出てきてしまうんです。

 

 

ブリーチを使ったダブルカラーや特殊カラーでもないのに、1週間ほどで色味が劇的に変化する場合は直接染料多めなんだと思ってもいいのかもしれません。

 

 

ではどうしたら良いのか?

 

 

直接染料を全く使っていないカラー剤はかなり少ない!

大手メーカーでも多少なりと使っているのがほとんど。

 

 

ですが比較的安価な薬剤は直接染料が多めに配合されている感じはしますね。

 

 

 

お客様の立場でこういった色落ちしやすいカラーを避ける方法としては安すぎる値段のものには注意する!

 

 

それぐらいしかないのかもしれません。

 

 

もしくは思い切って美容師に聞いてみる!

 

 

しっかり答えられる美容師であれば信頼してもOKですし、

 

ごまかしたり、濁すようなら他のお店に移った方が賢明ですよ!

 

 

 

もちろんcl9はお答えしますし、その辺もマニアックにこだわった商材なので聞いていただけたら実は嬉しいです♪

 

 

色持ちがよければ毎回全体を染める必要もないですし、無駄にダメージさせることもない!

 

 

その分お値段はそれなりですが安いものにはそれなりの理由とデメリットがあることを知っておいてくださいね!

 

 

See you soon ♪